依存症回復についての考察

 これまで依存症の回復に向き合い、経験と学びの中から考察をまとめてみたいと思います。

 

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肝臓専門医、医学博士の尾形哲氏のtweetです

 #依存症 は治せるのか? ただの水と コカイン入り水 2種類の飲み物が置かれたケージに 飼われたマウスは コカインを飲み続けて死ぬ #依存症動物モデル  どうすれば治せるのか? 実験結果があります

① 200倍の広さのケージ ② 多数のマウス ③ 遊べる環境 で コカインを 飲まなくなったのです この結果のメッセージは #依存症を離脱させるのは環境 #本人の意思以上に大切なのは仲間 楽しく続けられる環境を作り出し 仲間と共に治す #糖質依存症 離脱プログラムに 応用したい

 

依存症の原因が多様で程度の個人差があることで、回復へのアプローチとしてさまざまな方法があります。自分の合ったものを試行錯誤しながら取り組んでいます。

 

ここて注目したいのは環境が重要であるという点です。自助グループSNSでは仲間を通じて楽しく切磋琢磨する環境があります。他人から自己を客観視したり、励まし合い

助け合うことで自分の意思を超えた力を活用する。

 

2600年前お釈迦様が生きていた時代に、出家信者の修行集団サンガが存在していました。4人以上の同志が仲間を作り修行する事が有効であると推奨されていたそうです。

1人では厳しい修行も仲間同士で切磋琢磨することで乗り越える。

 

古くから脈々と受け継がれた修行方法は現代でも様々な所で活かされています。依存症の回復は生き方の再構築であり修行そのものです。

 

ひとりで悩み苦しんで問題を抱え込んでいる方は環境を変える努力が必要です。同じ思いの仲間の中に身を置き、方法はその中から見つけて行けばいいと思います。リアルでもオンラインでも自分の出来る範囲で環境を変えてみてください。心より応援しております。